ねくねみねねれーしょん?

ぐだぐだぽえむ

叶女

 

 

 

 

 

 

 

最近の歌のあれ

とか言えるその歌で

帰路も分からないその感触

 

逃げ道も失って

とか言えるレベルの

最低限度の積み上げが

 

消えそうで泣きそうで

破れそうで挫けそうな

後ろ姿に変わった

 

死んでも死にきれない

とか言える軽さで

軽いものも重く感じてみる

 

憎めないほど憎い

とか言える寒さに

殺された息も空に舞い散って

 

軽いもの辛いもの

大きいもの冷たいものも

赤く染った

 

白く染った

 

滲み出たその煩わしい何かに

温もりを感じては飲み込みもせず

ただ捨てられるだけの命とか

その辺なんて

 

軽いものもいつしか重くなった

辛いものもいつしか楽になった

そんなことを言える喜びに

浸れるならいっそこのまま

 

走っても叫んでも

泣いても笑ってもずっと

そこに残るのは憎しみだけで

 

構成されていたんだ

 

その全てが煩わしさに変わった

 

後は嘘に変わり

跡は見栄に変わり

痕は傷に残った