更新のないアカウントを削除しませんか
気取った文字を連ねても
いつかの悲しみを思い出す
閉じては開けてを繰り返す
どうしてこうなってしまったのだろう
後悔も間に合わないまま
更新も間に合わない
授業の合間に開く
繋がってるはずのアカウント
打っては消してを繰り返す
そんな甘い嘘も消えてしまう
予想外の景色
振り向いても
同じ景色が
虚ろ虚ろに下を向きながら
歩くそのペースは凍ったように
書いても消しても繋がらない
そんなアカウントでもいいですか
西陽の刺さない部屋に
隅っこの居場所すらなく
逃げても逃げても追ってくる
ミュートしても開いてしまうんだろう
君の憂鬱そうな
その笑顔
嬉しくて
寂しくて
忘れる事も出来ずに
欠けて書けても掛けれなくて
回る世界には置いていかれて
書いても書いても繋がらない
このアカウントは凍結中
繋がりを求めて
必死に綴った
その文字の中身に
何があるなんて
そんなこと
拭いたいのは
フォロワーの数じゃないのに
自演だとかパクツイだとか
掻き消されていく
書き消されていく
その気持ち