8月19日
全てが嘘だったかのように消えてしまう
私が今まで生きてきたのは
私の記憶は全部偽りだったんだろうか
その答えを聞くのはまだ早かったかな
私は別にこのままでもよかったんだよ
君といる時間が何より楽しかったさ
でも、私はこの世にいちゃいけないんだろう
来ちゃったのが、おかしいんだっけか
まあ、悪かったと思ってるよ
私には何が何だか分からなかったけどね
それでも
楽しい時間だけは忘れたくないからさ
君は私のことを忘れないでいてくれよ
大人になったら
いつか私に会いに来るんだ
約束だぞ
君の言葉はどこか寂しかった
暖かい言葉ほどなぜだかすごく
冷たかった
夏の夜は少し肌寒い
夏の月はぼやけてみえる
なんだか光が弱い気がする
どこか遠くの記憶な気がする
いつかは
みんな消えてしまうんだから
いつ消えても
別に違ってはないよ
そんな悲しい顔しないでよ
私は元気です
また会える日まで、ね。