ねくねみねねれーしょん?

ぐだぐだぽえむ

灯火

今週のお題「ハロウィン」

 

 

 

迷子の足音消えた

灯火を延々連ね葬儀

逝末何があろうと

 

 

 

山の南瓜畑に

 

 

 

欠ける月の夜

山の民は

狂い狂い踊り明かす

 

醜い姿は

霊さえ慄く

 

言い伝え

 

山里から離れた街からも

燃え上がる焔が見える

 

街の民は

彼らを

《人》と呼ぶことにした

 

醜さの象徴

感情という混沌を秘める

 

愚かな存在の具現として

 

 

神無月の末

年に一度

《人》は街に降りてくる

 

食糧を求め

ただ只管、民を襲う