みだらな行為が少女の支えになっているという誤った認識を持っていた
髪の匂い髪の感触
吐きそうなくらい思い出しても
傍に居た感覚が胃から逆流して
心を潰されるような気持ちになった
君の匂い君の感触
冷え切った外と暖かい車内の
ギャップ萌えとか考える時代の古さ
若い子に合わせようと必死になればなるほど
時代を遅れていく自分に気づけなくなった
認められない仕事に
認められない社会に
認められなかった
認めて欲しかった
私こんなんじゃないからね
普段こんなことしないからね
特別なことみたいに言われて
30下に宥められる感覚が
何より堪らなかった
雑草のように生きてる姿を
認められなかった
ただそれだけなのに